2022年、アルビレックス新潟の加入会見で、力強い言葉が印象的だった伊藤選手。

【伊藤涼太郎選手】
「非常に悔しい思いをしたので、今度こそJ2優勝、J1昇格に向けて完全移籍してきたので、絶対にJ1に上げるんだと」

“夢を叶える”ために選んだのが、アルビレックス新潟でした。

【伊藤涼太郎選手】
「自分が本当に“大きな覚悟”を持って新潟に来たっていうのをプレー、ピッチの中で示していけたらいいなと思います」

その覚悟が、伊藤選手を覚醒させます。加入1年目の昨季は9ゴールと11アシストの大活躍。攻撃をけん引し、アルビを6年ぶりのJ1に導きました。

そして2023年。アルビレックス新潟にとって、6年ぶりのJ1の舞台。ここでも伊藤選手は輝きました。

圧巻だったのは、前半で2点を奪われ窮地に追い込まれた4月のアビスパ福岡戦でした。

【伊藤涼太郎選手】
「正直、引き分けで終わるつもりは全くなかったし、2点目入っても、1点目決めても、本当に“絶対逆転してやる”って」