岩手県の初夏の風物詩・チャグチャグ馬コが10日、4年ぶりに通常の規模で開催されました。

 色とりどりの装束を身にまとった62頭の馬コたちは、午前9時半ごろに滝沢市の鬼越蒼前神社を出発しました。チャグチャグ馬コは6月の第2土曜日に行われる伝統行事で、今年は休憩所での馬コとのふれあいが復活するなど4年ぶりの通常開催です。10日朝まで降っていた雨もあがり、時折り日差しが照りつけるなか、沿道に駆け付けた多くの見物客が写真を撮るなどして楽しんでいました。馬コの行列は午後1時ごろに盛岡市の市街地に入り、午後2時ごろに盛岡八幡宮に到着しました。