今年3月から4月にかけて花見や歓迎会を実施した岩手県内の企業の割合は、約3割にとどまったことが、民間の調査会社の調べで分かりました。

 東京商工リサーチ盛岡支店が県内企業を対象に実施したアンケート調査によりますと、コロナ禍前の2019年に花見や歓迎会を開いた会社の割合は、約55%だった一方、今年3月から4月に開催した企業の割合は29.3%にとどまったことが分かりました。今年開催した企業のうち、制限を設けずに実施した企業の割合は8割近くに上りました。東京商工リサーチ盛岡支店は、「新型コロナの感染症法上の分類が変わる前に調査が行われたが、調査後は徐々に人の流れが回復していて、今後の回復に期待感は持てる」としています。