今年3月、鳥取県米子市に、ある動物の専門店がオープンしました。
手乗りサイズで愛らしい姿から今人気を集めている動物…一体どんな動物なのでしょうか?


今年3月、米子市にオープンした「MOMO-Chan家」。

記者 清水栞太
「こんにちは」
MOMO-Chan家 木下明子店長
「いらっしゃいませ」

出迎えてくれた店長の肩には、なにやら白い生き物。背中や腕などちょろちょろと動き回っています。

MOMO-Chan家 木下明子店長
「フクロモモンガのブリーダーショップです」

そう、ここは「フクロモモンガ」の専門店。
フクロモモンガは体長20センチ前後で、カンガルーなどおなかに袋を持つ有袋類の仲間。
この店では、繁殖や販売を行っていて、現在29匹がいるとのこと。
このうち、数匹と実際に触れあうことができます。

そこで、店の看板娘「CoCoちゃん」を触らせてもらいました。

記者 清水栞太
「あ、来ました来ました。見えますでしょうか、頭の模様がハートになってるんですけど、ちょっと後ろむいちゃってるな」

「CoCoちゃん」の頭には珍しいハートのマークがあり、店の看板娘になりました。

そしてこちらは・・・。

MOMO-Chan家 木下明子店長
「これが玲ですね。ルビーレイの玲です」

縞のないまっさらな身体に、ルビー色の目が特徴の玲くん。希少な種類で、相場はなんと20万円近くするんだとか。

しかし、店長の木下さん、なぜフクロモモンガの専門店を始めたのでしょうか?

MOMO-Chan家 木下明子店長
「自分のペットとして飼う予定だったんですけど、1匹だけ買うつもりだったのが、もう1匹の子が親に捨てられたんで、買ってもらわないと死んじゃうって言われて、思わずペアで買ったんですよね。そしたらベビーが生まれ」

そして、店を開くことになったのは、あることがきっかけでした。

MOMO-Chan家 木下明子店長
「動物病院の先生に、どなたかに(赤ちゃんフクロモモンガ)をあげたいって言ったら、動物はあげるもんじゃないと、(無料で)あげたら大事にしてもらえないよって。ちゃんとブリーダーとして売るとか考えた方がいいって言われたんで」

購入は、しっかりとした検討が必要ですが、まずは、この愛らしい姿に会いに行ってみてはいかがでしょうか?

※店は完全予約制