先週の大雨で浸水など、大きな被害を受けた和歌山県海南市で、再び、土砂災害や洪水のおそれが高まっています。関東甲信地方では6月8日、梅雨入りが発表されました。9日未明から朝にかけては、雷を伴った激しい雨が降るおそれがあるとして、気象庁が注意を呼びかけています。

再び“広範囲” 大雨に警戒 被災地でも備え

喜入友浩キャスター
「午後10時すぎの和歌山県海南市です。夕方以降、強く雨の降る時間帯もありましたが、現在は小康状態となっています」  

3日に記録的な大雨に見舞われた和歌山県。海南市では河川が氾濫し1200戸以上の住宅が浸水被害を受けました。

喜入キャスター「街中には先週の大雨で流れてきたであろう木やごみなどが散乱しています」

大雨から1週間近くが経つ中、被災した住宅では懸命の復旧作業が続いています。浸水被害にあった住宅を訪ねると…

喜入キャスター「家の中ですが、床上まで浸水して骨組みが見える状態になっています」

喜入キャスター「ここまで浸水したことは過去にありましたか?」
住民の女性「ないです。初めてです」

先週の大雨の日、この家にいたのは母親だけだったそうです。

母親(89)「すごかったね、いきなりざーっと水が速かったですわ、来るのが。見ている間に私の胸のあたりまで来て。どうもこうも仕方がなかったね。あっという間でした。娘には連絡を取りたいけど、電話は通じない。歩いてね、隣の家まで電話を借りにいって娘に連絡したんですけどね」

床は畳をはがしたまま手つかずの状態が続いていて、復旧の目処が立っていないのが現状です。