世界中で食品の配達サービスなどを手がける「ウーバーテクノロジーズ」は、2030年までに全ての容器包装をリサイクル素材にすることなどを定めたサステナビリティ目標を発表しました。

世界の1万以上の都市で食品の配達サービスを手がける「ウーバーテクノロジーズ」は、▼2030年までに全ての容器包装について、リサイクル素材などを使用することや、▼2040年までに全ての車両をゼロエミッション化することなどを定めたサステナビリティ目標を発表しました。

日本国内では、大手商社の「伊藤忠商事」と業務提携を行い、8日から立ち上げたポータルサイトで、加盟店向けに環境配慮型の紙袋の販売を始めるほか、今後、トレーや包装紙などを販売していく予定だということです。

Uber Eats Japan 中川晋太郎 代表
「消費者の方も、サステナブルな包材を使用したブランドを選びたいという声も多く聞かれております」

プラスチックごみをめぐっては、2040年までに世界で海洋汚染が3倍まで悪化するなどの調査結果が出ていて、日本でも政府が2035年までに使用済みプラスチックの100%の再利用を掲げるなど、世界中で取り組みが加速しています。