愛媛県松山市のデパートには8日から特設コーナーが設けられ、お中元商戦が本格スタートしました。今年のトレンドとは?
松山市のいよてつ高島屋に設けられたお中元の特設コーナー。
定番のビールやハムなど、5000円前後のギフトを中心に約1000点が並びます。
今年のテーマは“集う”。
新型コロナの5類への移行もあり、夏には遠方から帰省する人も増えると見込んでいて、県内産の牛肉と豚肉のセットなど家族や親せきが集った際に楽しめる商品などが取り揃えられています。
西条市のバウムクーヘン専門店の「アイスバウム」は、地元・西条産の米粉や卵を使った生地に自社栽培の果物を使ったクリームが入っています。
PENTAFACTORY・松井美絵店長
「地元愛がとても強い商品になっています。ギフトなので大切な方に贈られると思いますので、愛媛県の味が全国に届いてくれるといいと思います」
いよてつ高島屋のお中元コーナーは、8月7日まで設けられています。
一方、若者の“お中元離れ”も進んでいて、新潟県の菓子メーカーが20~30代の結婚している男女1000人余りにお中元を贈ったことがあるかどうか聞いたところ、約60%が「贈ったことがない」と回答しています。
その理由として最も多かったのが「ギフトを贈る習慣がない」という声で52.5%。
さらに「面倒くさい」「お金がかかる」と続いています。
いよてつ高島屋では、若い世代に向けて、オンラインショップをPRしたり、限定スイーツなど買い求めやすい商品を充実させたりして、販売の促進を図っています。
注目の記事
うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

