IGRいわて銀河鉄道は8日取締役会を開き、4年連続赤字となった昨年度の決算を承認しました。また浅沼康揮社長が任期途中で退任することも決まりました。
IGRいわて銀河鉄道の昨年度の営業収入は、前の年度から1億1000万円あまり減って39億3859万円でした。一方で旅客運輸収入は、コロナ禍で減少していた利用客が増加に転じ、7300万円ほどの増収となりました。
しかし去年8月の大雨被害による災害損失としておよそ2億8000万円を計上した結果7100万円あまりの当期純損失となり4年連続の赤字決算となりました。
8日は浅沼社長の任期途中での退任が決まり、後任に鈴木敦専務を起用することも内定しました。人事は16日の株主総会を経て正式に決まる見通しです。