岩手県のいじめ問題対策委員会が7日夜開かれ、メンバーの専門家がいじめの防止に向けた学校での取り組みを共有しました。
この委員会はいじめによる重大事態を調査・審議します。7日夜は年度内に2回開かれる定例の会合で、岩手県教育委員会が児童・生徒を中心としたいじめ防止の活動事例について紹介しました。
北上市立鬼柳小学校は子どもたちが「ありがとう郵便」をやり取りして互いを尊重し、思いやりの気持ちを育てて温かい雰囲気作りをしています。
宮古市立宮古西中学校は「いじめ撲滅宣言」の作成と発表を通じて学級単位でいじめにつながる行動を確認したといいます。
これらの事例は県内の公立学校で共有され、各学校が参考にしているということです。