萩谷弁護士:
前に住んでいた家がお風呂場にカビが生えやすかったので、お風呂から出た後は全部、水で冷やして拭き取っていました。それでもちょっと生えていましたね。

南波キャスター:
むしろ、それが原因かもしれません…。

矢口准教授によると50度のお湯を90秒かけると、カビが死滅するということだそうです。大体、お風呂は40度前後ぐらいで皆さん入られてると思うので、お風呂よりもちょっと熱いぐらいですね。さらにもう一工夫必要です。

▼50度のお湯を90秒かけた後に、水をかけて室温を下げる。つまり20℃~30℃というような環境よりも室温を下げること。

▼湿度も下げるために水気を取る。手や足ではらうだけでもOKだそうです。

▼栄養になるような“ぬめり”を防止するため、ボトルなどはラックに、シャワーヘッドは上部にして床面に接地しないようにする対策が必要だそうです。

ホランキャスター:
カビは目に見えるところだけだと思いがちですが、シャワーヘッドの中とか、換気扇の中とか天井もしっかりやらないと、結局下だけやっても上に胞子が残ってると全部落ちてきて、また「ようこそ我が家のお風呂へ」みたいな感じになっちゃうので…。

井上キャスター:
どこかで見て見ぬふりをしないと…もうね、浴槽も外側のカバーというかパネルを外して、中がひどいことになってるじゃないですか。あそこも全部ゼロからやるってなると…しかも全部洗い流しても水気が残ってるから、またこれカビになるんだなと…

萩谷弁護士:
24時間換気をしてると水はけが…(良くなる)。うちは今のところ。

南波キャスター:
換気も効果があるそうですよ。そして、黒カビの出現前の前兆があるので、ここに注意してくださいということです。