今年1月から認められた「合同チーム」…山形中央ラグビー部の“決断”

今年1月、全国高校体育連盟は、部員不足に悩む9つの競技について、合同チームの全国大会出場を認めるとしました。
ラグビーもそのひとつ。
そこで、山形中央はひとつの決断をします。

練習に、日大山形の選手が参加していました。
今回、山形中央は日大山形と合同チームを組むことにしたのです。

日大山形の部員は3人。
通常なら試合ができませんが、合同チームを組むことで大会出場という願いが叶いました。
日大山形ラグビー部・三浦楓也 主将(2年)
「中央と一緒にやることでチームとしての練習ができてプラスになっている。やれることはやってがんばりたい」
山形中央ラグビー部・菊地颯太 主将(3年)
「合同としてでも県総体に出られることには感謝している。山形県としてのラグビーの強化にもなると思う」

けが人に悩む山形中央と、部員が3人の日大山形。
合同チームが目指すのは、県の頂点です。