なぜ飼料が高騰しているのでしょうか?

県酪農業協同組合 内田繁雄 組合長:
これが配合飼料。牛乳を作るためのエサだけど、これが一番(価格が)上がっている。ほぼ輸入に頼っている状態だから。
県内の酪農家が使用する飼料のほとんどが「外国産」です。
この外国産の飼料は国際情勢の悪化や円安で去年から徐々に高騰し、価格は最大で2倍近くになったものもあります。

県内の酪農は去年、52戸ありましたが、今年に入り少なくとも北杜市で5件、鳴沢村で1件の廃業が確認されました。
必要経費が上がり牛乳を売っても利益が出ないことが廃業した主な理由だといいます。