岩手県で台風などの際に市町村が出す避難情報について助言を行う、県の風水害対策支援チームと県は、線状降水帯が発生した場合も助言の対象とすることを検討します。
線状降水帯の発生に伴う市町村への助言の検討は、気象や災害の専門家などでつくる県の風水害対策支援チームが7日の会合で県に提案したものです。
2016年の台風10号被害を契機に発足した風水害対策支援チームは、これまで主に台風による被害が想定される際に助言を行ってきました。
線状降水帯は6月2日、四国から東海地方の広い範囲で発生し、記録的な大雨で道路の冠水や建物の浸水といった被害が出ています。
県はチームからの提案について、「検討を始める」と応じました。今後、具体的に助言のための準備が進められます。