AIが生み出す新たな仕事とは? AIにも聞いてみた

良原キャスター:
このAIの発達で私たちの雇用は今後どのようになっていくのでしょうか。
2020年 国勢調査「職業分類」から『廃止・削除された職業』
・預貯金集金人→ネット決済が主流になり減少
・タイピスト→パソコンの普及により減少
・場立人→ネットトレーディングの一般化により減少
・呼売人→ネットでの買い物が拡大したことにより減少

時代の変化で・・・『新たに誕生した職業』
・ユーチューバー→動画配信サービスが普及したことで広がっています。
・ネイリスト→ファッションとして定着。SNSの普及も要因となって広がっています。
・システムコンサルタント→IT面の課題を解決する仕事の需要が近年、高まっています。

AI進化で人間の仕事はどうなる?
国立情報学研究所 山田誠二教授
「一部の仕事はなくなるが、それより多くの仕事が新しくできる」
(1)AIの導入 技術面でサポートする仕事
(2)導入後のメンテナンスをする仕事
(3)AIの情報をブラッシュアップしていくような仕事、こうしたものが増えていくと言います。
東京財団政策研究所 山本康正主席研究員
「AIを活用するなどテクニックが必要な職種は今後増えていくと思う。一方で単純作業などの仕事量は減るだろう」

“対話型AI”チャットGPTに「AIが進化する中、今後 新たに生まれる仕事は?」と聞いてみました。すると…
・AI戦略コンサルタント→企業などにAIの導入や活用戦略を提案する仕事。
・AI倫理士→倫理的な側面を評価、個人のプライバシーなどの問題に対処する仕事。こうした雇用が新たに生まれてくるのでは、ということです。そのうえで…
“対話型AI”チャットGPT
「AIの進歩は労働市場全体を変える可能性がありますが、新たな職業や仕事の形態も生み出すことが予想されます」と答えてくれました。
ホランキャスター:
全てAIに置き換えるのではなく、AIをどう活用していくか。一部分の業務をAIに任せて、人間は人間にしかできない部分に注力していく。メリハリですね。
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
時代が変わるたびに、このような議論があります。馬から車に変わったときは「馬のフンを掃除する人たちの仕事はどうなるのか」という議論があったようです。時代が変わっても新しい仕事は見つかると思います。
ホランキャスター:
AIにはAIでまた先がある。
日比キャスター:
そうですね。確かにAIより賢くなることは難しいかもしれないけど、それをどうやって利用するかということにまた新しい頭の使い方も出てきますし、いわゆる独創性、過去のデータの集約だけではないものを生み出したいと思います。
ホランキャスター:
頑張ります。