横浜市も交通事故の情報を活用してマップを作成
一方、2023年3月から子どもの交通安全対策に本腰を入れ始めたのが横浜市です。
(記者)
「今回横浜市が新たに始めたのは、過去5年間に市内で発生した小中学生を巻き込んだ交通事故の情報を網羅したデータマップの活用です」
その名も「こども・交通事故データマップ」。

警察が管理する、市内の小中学生が関係したおよそ2500件分の交通事故の情報を、グーグルマップの「マイマップ機能」を使って事故の発生日時や当時の状況を確認できます。

かつて事故があった場所を記者が確認。
(記者)
「おととしの1月、平日の朝の時間帯にこの辺りを歩いていた小学生が後ろから走行してきた車の事故に巻き込まれました」

横浜市の担当者は、改めて自宅周辺をこのデータマップで確認し、事故防止に役立ててほしいと話します。
(横浜市 髙橋寛大 担当課長)
「事故がどこで発生しているのかをお子さんも学んでいただいて、親御さんにも学んでいただく。そういった機会をつくっていただければ」

担当者は子どものころから危険察知の感度をあげていくことも大事だと話します。

2023年5月11日放送 CBCテレビ「チャント!」より