岩手県矢巾町出身のパラリンピアンでスキーの高橋幸平選手が6日、矢巾町役場を訪れ、就職し社会人選手となることを報告しました。

 矢巾町役場を訪れたのは、町出身でこの春に日本体育大学を卒業した高橋幸平選手です。
 高橋選手は7月から都内に拠点を置くSNSマーケティング会社に入社し、社会人選手として競技を続けることを報告しました。
 高橋選手には先天性の脳性まひにより右半身にまひがありますが、パラリンピック平昌大会と北京大会にアルペンスキー日本代表として出場しています。
 高橋昌造町長は「これからも前を見据えて活躍してほしい。矢巾町のみんなで応援しています」と激励しました。
 高橋選手は今後、自身の近況や障害者スキーの情報を発信する仕事をしながら2026年3月に開幕するミラノ・コルティナダンペッツォパラリンピック出場を目指します。