地域経済の持続的な発展のため、香川県や香川労働局などが「初任給の引き上げ」など、新卒採用を増やすための取り組みを経済団体に要請しました。

香川県の池田知事らがきのう(5日)、香川県商工会議所連合会の泉会長に要請書を手渡しました。

香川県内の企業では少子高齢化による生産年齢人口の減少などで人手不足の状況が続いています。

そのため要請書では、香川県の経済の持続的な発展のため「初任給の引き上げ」など、新卒者の県内企業での就労を増やしていく取り組みなどを求めました。

(香川県商工会議所連合会 泉雅文会長)「経営者自身がですね、気持ちを新たにしてしっかり人材を確保するぞと、人材を育てるぞという気持ちをしっかりと持つといういい機会にしていきたい」

要請はこの他、香川県経営者協会など3つの団体に対しても行われました。