国会前では5日に入管法改正案に反対する大規模なデモが行われました。改正案は6日の委員会で採決される見通しです。
6日にも採決 ミャンマー人「帰されたら、命が殺されます」

5日午後7時から始まった入管法改正案をめぐるデモ。国会前には反対の声をあげる方たちが多く集まりました。
反対デモ参加者たち
「改悪入管法案反対」
Q.(入管法の)どういったところが問題?

デモ参加者(大学4年生 女性)
「難民審査のやり方について問題があがっているのに、それを無視して、“改悪法”を通すというのは、全然、道理が通っていないなと」
デモ参加者(大学3年生 男性)
「日本は難民として認めてもらえる率が、1%とかその程度。統計的に見ても、99%拒否されることはあり得ない話だと思う」
Q.(支援を行う)現場からは国会どう見える?
デモ参加者(大学3年生 女性)
「不信感がすごくあると思う。全然真摯に対応してくれない政府の姿とか、“不信感”が募っていると思う」
難民申請中のミャンマー人の男性は…

3回目の難民申請中 ミャンマー人男性
「この法案、あす(6月6日)採決してしまったら、大勢の人達がミャンマーに強制送還される」
Q.ミャンマーに強制送還されたらどうなる?
3回目の難民申請中 ミャンマー人男性
「本当に危ないですね。毎日、毎日、罪のない人達、何もしていない人達も、弾圧されて殺されている。難民申請者、何も罪ないですよ。助けを求めて、この国にやって来た。命が危ないからこの国まで来て、お願いしているんです」














