給付金などが振り込まれる公金受け取り口座とマイナンバーの紐付けで、子どもの口座が、親など本人以外の家族名義で登録されているケースが複数確認されたということです。
なぜトラブルが相次ぐのか。解説です。

また新たな“マイナトラブル”「子どもの口座」を親名義で登録

良原安美キャスター:
マイナンバーにまつわるトラブルがまた明らかになりました。給付金などが振り込まれる公金受け取り口座の“紐付け”で、「子どもの口座」を「親名義」で登録するミスが多数あることがわかりました。

これを受けて4日、テレビ番組で河野デジタル大臣このようなことを発言しました。

河野太郎デジタル大臣(6月4日)
「口座名と本人の名前が違うと(給付金は)振り込まれません」

この問題がどのように発覚したのかといいますと、マイナンバーとの紐付けに関して別人の口座を登録するミスが15自治体で合計21件確認されていました。これを受けて政府が紐付け済みの5000万件を超える口座情報の総点検を実施しました。

この総点検の中で、「子どものマイナンバー」に「親名義の口座」を登録する「本人ではない家族名義の口座」を複数確認したという経緯があったようです。