小学校に入学したのは「海の幸」でした。
ふるさとについて深く学ぼうと、山口県上関町の児童が、地元特産のクルマエビやマダイの飼育を始めました。
上関小学校であったのは、「マダイとクルマエビの入学式」です。

これは児童にふるさとの特産品や海について学んでもらおうと、学校と上関町内にある光・熊毛地区栽培漁業協会などが実施したものです。

3年生と5年生の児童合わせて22人が協会から預かった小さなクルマエビやマダイを飼育用の水槽に入れていました。

これからおよそ40日かけて、えさやりをして育てた後、海に放流するということです。
上関小学校児童「えさをやり忘れないようにきっちりと覚えておきたいです」
「大きくなって、いろんな人においしく食べてもらえるようになってほしいです」
光・熊毛地区栽培漁業協会 谷村誠児 事務局長
「小さなところから大きくなったエビを見て、こんなに大きくなっておいしくなったんだと、そんな風に知ってもらいたい」

水槽のまわりには児童の輪ができました。
クルマエビやマダイの入学を歓迎しているようでした。














