記録的豪雨により、土砂が崩れて倒壊した浜松市北区の住宅から見つかった遺体は、この家に住む35歳の男性と確認されました。男性は、2022年までの2年間「浜松山里いきいき応援隊」として活動していました。
6月2日、記録的な大雨により浜松市北区引佐町渋川では土砂崩れが発生し、35歳の男性が住宅とともに巻き込まれました。現場からは、3日夜遅く1人の遺体が見つかり、巻き込まれた男性であると確認されました。男性は2022年3月までの2年間、「地域おこし協力隊」の浜松版である「浜松山里いきいき応援隊」の隊員を務めていました。
<浜松市 中野祐介市長>
「今後のさらなる活躍を期待していただけに残念でなりません。ご冥福を心からお祈りしたい」
2日午後8時過ぎ、男性が仕事仲間に送ったメッセージには「雨やばいですね。気を付けてくださいね」と仲間を気遣う様子も。この後、午後9時半ごろに発生したとみられる土砂崩れに男性は巻き込まれたとみられています。
「浜松山里いきいき応援隊」を卒業後もこの引佐地区を愛し、被災した家に移り住んだという男性。現場近くには献花台が設置。「たくさん子どもたちと遊んでくれてありがとう」などメッセージが記された花束などが手向けられ、山あいの住民らが男性の死を悼みました。
注目の記事
「こんだけ出すから後は頼む」初任給は42万円、年収は100万円アップ 大胆な経営戦略で倒産の危機から売上4倍のV字回復 山梨・フォーカス

恒星間天体「3I/ATLAS」が「急激に明るく…」なぜ? 水やCO2を放出し高速移動…太陽系外から飛来した天体の謎

中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影

 
   
  






