山形県鶴岡市で5日、初夏の味覚「鶴岡ネットメロン」の初出荷式が行われました。

山形県鶴岡市は、水はけの良い庄内砂丘を生かしたネットメロンの名産地として知られています。

5日は初出荷式が行われ、検査員がハウスで栽培された主力品種アンデスメロンの品質を確認したあと、主に東北と関東方面に出荷されました。

肥料や燃料の価格がこれまでのおよそ1.5倍になるなど、メロンの生産環境は厳しさを増しています。

それでも、JA鶴岡では、コロナ後の消費拡大を見込み今年は直売所も再開する予定で、去年よりも1億円多い12億円の販売額を目指していくということです。

生産者・本間卓さん「物価高騰などで環境が厳しい中、真心と熱意を持って栽培した安全で安心なおいしいメロンをより多くの人に食べていただけるようよろしくお願いしたい」

ハウスもののメロンの出荷は今月末ごろにピークを迎え、露地ものは来月中旬から出荷が始まるということです。