■MLB パドレス 6ー0 カブス(日本時間4日、ペトコ・パーク)

パドレス・ダルビッシュ有(36)が本拠地でのカブス戦に登板。7回で115球を投げ被安打2、被本塁打0、奪三振9、四死球1、失点0で防御率は4.10、今季4勝目を手にした。カブス・鈴木誠也(28)は「4番・ライト」で先発出場。ダルビッシュとの初対戦は3打数無安打2三振、この試合は4打数無安打3三振で打率は.280となった。

ダルビッシュは5月31日(日本時間)に移籍してきたG.サンチェス(30)と初バッテリー、ヤンキースでは田中将大とバッテリーを組んでいた。前回5月29日(日本時間)のヤンキース戦では2回2/3で7失点と打ち込まれたが新バッテリーで臨んだこのゲームは1回、3者凡退に抑えた。

そして日米通じて初めてとなったカブス・鈴木との対戦。スライダーでカウント1-2と追い込むと最後は151キロのストレートで空振り三振、さらに6番・M.トークマン(32)153キロのシンカー、7番・E.リオス(29)も155キロのシンカーで見逃し三振とこの回は3つのアウトを三振で奪った。

2点を先制してもらったダルビッシュは3回、8番・M.マービス(25)を130キロのナックルカーブで空振り三振、9番・T.バーンハート(32)は151キロのシンカーで見逃し三振、前の回から4者連続三振と安定したピッチングを見せた。

4回、鈴木との2度目の対戦。1球目からスイーパーを4連投してカウント2-2と追い込むと6球目、152キロのシンカーで見逃し三振。ダルビッシュが2打席連続三振に打ち取った。勝利投手の権利のかかった5回も先頭打者から2者連続三振を奪うなどサンチェスとの相性もバッチリで攻撃陣も流れに乗りやすいテンポの良い投球を続けた。

7回に鈴木と3度目の対戦。149キロのシンカーでショートゴロに打ち取った。ダルビッシュは7回で115球を投げ被安打2、被本塁打0、奪三振9、四死球1、失点0で防御率は4.10、今季最多となる115球の熱投で4勝目を手にした。鈴木は4打数無安打3三振で打率は.280となった。