山形県朝日町には、世界で唯一の、空気を祀る神社「空気神社」があります。
その朝日町で6月2日、ちょっと変わった議会が始まりました。
朝日町では、空気への感謝を前面に出そうと、世界環境デーの6月5日を「空気の日」と条例で定めています。
そして、これに合わせ、毎年6月の町議会を、「空気に感謝する議会」と名付けています。
6月2日はその開会日。
議員や町長などの机に置かれたのは、町の木、ブナの幼木。
きれいな空気を表すような緑が鮮やかです。
そして、この議会を象徴するのが…。

議員も、町長も、職員も・・・大きく深呼吸。
全身で空気に感謝を表します。
頭もすっきりして、良い議論が出来そうです。
朝日町・鈴木浩幸町長「この議会を通して広く町内外の方に環境さらには空気に目を向けていただいて私たちの住む地球を大切にしていきたい。そんな思いを世界中に広めていければと思います」
ちなみに、皆さんが首にかけているのは、世界で唯一、空気を祀る「空気神社」をかたどったネックストラップ。
朝日町では6月3日から3日間、「空気まつり」が行われ、空気神社では地元の児童による巫女の舞の奉納なども行われるということです。














