長野県高山村で2日間にわたって行われた将棋の名人戦に勝って史上最年少の「名人」、そして「七冠」となった藤井聡太(ふじい・そうた)新名人が、快挙から一夜明け喜びと決意を語りました。
■藤井聡太新名人
「頂点に立つ人という意味合いもあるのでその言葉はとても重いのかなと」
藤井聡太新名人は1日、高山村の温泉旅館、その名も「藤井荘」で行われた名人戦第5局で、4連覇を目指した渡辺明(わたなべ・あきら)前名人を破り、自身憧れの「名人位」を獲得。
20歳と10か月での「名人」そして「七冠」は、いずれも最年少記録です。

■藤井聡太新名人
「現状から少しでも技術を高めていって何とか面白い将棋が指せるように何とか努めていきたい」
これで藤井新名人は将棋の8大タイトルのうち7つを手にし、残すは「王座」のみです。
■藤井聡太新名人
「現実的にそれを意識するという段階ではまったくないかなと考えているんですけど、特に王座戦で少しでも挑戦に近づけるように頑張りたい」