岩手県金ケ崎町の酒造会社と一関市の酒販店がコラボしたリキュールの新商品が販売されることになりました。安倍氏の拠点跡が残る地域の歴史をイメージした、こだわりの酒です。
2日は金ケ崎町で、企画した一関市のリカーショップコンノとリキュールを製造した金ケ崎薬草酒造が記者会見し、商品を説明しました。
5日から販売されるリキュール「テントチニ」は平安時代権勢を誇った安倍氏の拠点で金ケ崎町の国指定の史跡・鳥海柵をイメージしました。
地元の米焼酎をベースに鳥海のウメ、赤シソ、香木などが組み合わされています。薄紅色で爽やかな酸味と甘さはどこか懐かしく、歴史ロマンを感じさせるような味わいだということです。
(企画した今野公英さん)
「この酒を知ることによって、その土地と接点を作ったり、土地の由緒とかを知って、これから次の世代へ繋げて生かしていく。伝統、伝説、歴史ロマンにあふれるものを次の世代に伝えていただければと」
リキュール「テントチニ」は一関市旭町のリカーショップコンノで5日から限定販売されます。