子どもが入院した際に泊まり込みで世話をする「付き添い入院」をめぐり、小倉こども政策担当大臣は今年度中に医療機関を対象とした実態調査を行うと明かしました。

小倉こども政策担当大臣
「小児の入院医療機関を対象に、家族の付き添い時の食事や睡眠等に関する医療機関の取り組みや課題等について調査を実施をし、早急に実態を把握のうえ、必要な対応を検討してまいりたい」

「付き添い入院」をめぐっては、きのう、経験したことがある保護者の半数が子どもの世話やケアに「1日15時間以上費やした」と答えたとの調査結果を支援団体が公表しています。

こうした動きを受けて、小倉こども政策担当大臣はきょうの会見で、国としても今年度中に医療機関を対象とした実態調査を行うと明かしました。

調査はこども家庭庁が厚生労働省と連携して行い、付き添いをしている家族らに対する医療機関の取り組みや課題を調べるということです。