台風2号の影響で梅雨前線の動きが活発となり、気象庁は午前8時すぎ、高知県西部に線状降水帯が発生したと発表しました。

高知県内では大気の状態が非常に不安定となっていて県の雨量計によりますと午前9時までの1時間に土佐清水市(とさしみずし)の貝ノ川(かいのかわ)で89ミリ、土佐清水市の下ノ加江(しものかえ)で84ミリの雨量を観測しています。

気象庁は午前8時すぎ、高知県西部で線状降水帯が発生したと発表しました。また、県と気象台は午前8時50分、宿毛市、土佐清水市、四万十市、大月町に土砂災害警戒情報を発表しました。

命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。厳重な警戒が必要です。

2日朝から夜のはじめ頃にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、中部70ミリ東部70ミリ西部50ミリ2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、中部350ミリ東部350ミリ西部250ミリと予想されています。