検察側「事故の原因は寺崎被告」弁護側は変わらず無罪主張

迎えた1日の論告求刑公判。

検察側はこれまでの捜査にあたった警察官や目撃者の証言などをもとに、事件発生当時が赤信号であるとします。2人に危険運転致死罪が成立するとした上で、当時の会話の内容も信号機が赤であることを前提としたものだと指摘しました。そして、赤信号と認識していながら無視したことは明らかとして長谷川被告に懲役8年を求刑しました。
また、交通量の多い交差点で明確で執拗な指示を出したのは危険かつ悪質で、事故を起こした原因であるとして、寺崎被告には長谷川被告より重い懲役10年を求刑しました。

検察側

一方、長谷川被告の弁護側は不注意で事故が起きたと考える方が自然とし、寺崎被告の弁護側はたとえ止まらんでいいからなどと言っていたとしても、赤信号を無視する意思はなかったとしてともに無罪を求める姿勢を崩しませんでした。

最後に証言台で2人は遺族に対する気持ちを口にしました。

長谷川被告
「大切な人の命を奪ったことに変わりはない。厳しい判決を受けるべきだと思っています。ご遺族の方、亡くなった方、本当に申し訳ありません」

寺崎被告
「自分が乗車していた車でこのような事故が起きてしまい、自分も被害者の安否確認をしていなかった。被害者の方、ご遺族の方に本当に申し訳ないと思っています。赤信号を無視しろ、そのような恐ろしい発言は絶対にしていません。」

裁判所を後にする長谷川被告


判決は6月21日に言い渡されます。