当初から無罪を主張する被告2人「赤信号とわからなかった」

長谷川被告
「赤信号とはわからなかったです」
寺崎被告
「同じく赤信号と知らなかったこと、赤信号無視をして共謀していません」

初公判で野村充裁判長に起訴状が正しいか問われた2人はともに無罪を主張しました。裁判では長谷川被告が赤信号と認識していながらわざと無視したのか、寺崎被告に長谷川被告との共謀があったと言えるのかどうかが争点になりました。

被告2人(スケッチ:大河稜央)


法廷では、車を運転していた長谷川被告が、寺崎被告から「止まらんでいいから」と信号無視の指示を受け混乱。「無理無理無理」と一度は拒否するも、再度「早く、急いで、時間内から」「ここから来んから」などと急ぐよう指示され、信号の色も確認できないまま交差点で西川さんをはねたと話します。

長谷川被告
「運転の指図の…指示のストレスが無かったら、事故は…ブレーキを踏めていたかもしれません」

一方、事件の前の日の夜から酒を飲んでいた寺崎被告は事故当時の状況のほとんどを「覚えていない」と繰り返します。信号無視の指示があったのかどうかは次のように答えました。

寺崎被告
「自分はそのようなことは言いません。したらダメなことだと思っているからです」

しかし、当時2人と同じ車に乗っていた男性は次のように証言します。

同乗者の男性
「(寺崎被告の)「行って行って」も覚えている、(長谷川被告は)落ち着いて運転していました」