東北電力は1日から一般家庭の電気料金を値上げします。6月分は標準家庭のモデルケースで1600円余りの負担増となります。
東北電力は火力発電の燃料高騰などを理由に1日から一般家庭向けの電気料金、いわゆる規制料金を値上げします。
試算では標準家庭のモデルケースでおよそ25パーセント、月額2110円の負担増です。ただ6月分は、燃料価格の下落や政府の激変緩和策によって実際の値上げ幅は1600円余りとなります。
(リポート)
「きょうから値上げとなる電気料金、街の人はどのように受け止めているのでしょうか」
(市民)
「生活必需品なので、電気料金の値上げは今後家計に大きく響いてくるのではないか。ちゃんと電気を消して寝るようにとか、使わない部屋の電気はつけないようにして、一つの部屋で過ごすようにしています」
「電気に限らず公共料金が高くなることは生活の中で大変なところがでてくるのかなと思う」
「電気は上がって欲しくないけども、いろんな事情は仕方がないかな」
東北電力のホームページでは、節電のポイントを紹介しています。エアコンは風向きを上手に調整することや、扇風機を併用すること。冷蔵庫は詰め込み過ぎないようにすることや、ドアの開閉は短く手早くすることなど適切な使い方で省エネ効果がアップします。

東北電力は「これから気温が上がる季節を迎え、エアコンを使用する場面も増えてくるが、無理のない範囲で節電を」と呼び掛けています。