山梨県笛吹市の葡萄などをつくる果樹農家は雨の合間を縫っての作業に追われています。

笛吹市御坂町で葡萄と桃を栽培する古屋農園です。

この時期は種なし葡萄をつくるジベレリン処理や桃の袋掛けの最盛期。

高品質なフルーツの収穫に向け重要な作業が集中していますが、気がかりなのが…


古屋農園 古屋弘樹オーナー:
雨に降られると困るから早く早く仕上げていかないと。雨との勝負。

特にジベレリン処理は葡萄の花に液を浸透させるためにも雨が大敵となります。
この春の暖かさで果物の生育は順調な中、雨の予報が続いたため急ピッチで作業を進めています。


古屋農園 山本亜弥さん:
雨は木や果物の成長には大事だが、多くありすぎると作業が進まなくなってしまうのであまり雨が降らないように祈っている。

県は曇りや雨の日が続くことで農作物の病害のリスクが高まるとしていて、JAなどを通じて防除の徹底などを呼びかけています。