山口県岩国市の夏の風物詩、鵜飼いの開始に合わせ期間中の安全を願う祈願祭が1日行われました。

錦川水神社で行われた安全祈願には、観光協会や鵜飼いの関係者が参列し、シーズン中の無事を祈りました。

去年までの3年間は、新型コロナの影響で鵜飼いの開始日を遅らせたり、乗船を定員の7割にとどめたりと、さまざまな制限の中で実施されました。そのため去年は、3263人の乗船にとどまりました。今年は、船頭のマスク着用や消毒液の設置は続けるものの、制限のないシーズンを迎えられるとあって、4500人の乗船を期待しているということです。

岩国市観光協会 塩井亮太郎会長
「コロナという話題もなくなりましたので、まず錦帯橋の鵜飼いからしっかり観光を支えていきたいと思います」

錦川の鵜飼い遊覧は天候などで中止になる場合もありますが、9月10日まで行われます。