岩手県宮古市の田老地区で1日、今シーズン初めてウニ漁が解禁されました。

 宮古市田老の景勝地・三王岩に近い海域では午前5時ごろ、漁師たちが海に繰り出していました。


 1日朝の海は波も穏やかでウニ漁に適した条件となり、漁師たちは先に網が付いた5メートルから6メートルほどの竿と箱眼鏡を巧みに操り、次々とウニを引き上げていました。
 今年はエサとなる海藻も豊富で身の入りも良いということです。


 田老町漁協によりますと、新型コロナの5類移行も後押しして飲食店などの需要が高く、ウニの取り引き価格は高値を維持しているということです。
 田老地区のウニ漁は8月までに15回ほど行われる予定です。