来月4日から始まる歯と口の健康週間に合わせて、山口県下関市で一風変わった歯科検診が行われています。
部坂有香記者
「ここ、下関市の海響館では、歯医者ダイバーによる魚たちの歯科検診が行われています。はたして、魚たちに虫歯はあるんでしょうか」
白衣姿の「歯医者ダイバー」が水槽内に現れました。持っていた管から泡を発生させて、クエやマハタを近くに集めます。この泡で「小さな魚たちが寄ってきた」と感じるそうで、クエやマハタは大きく口を開けます。ダイバーは、大きく開いた魚たちの口の中をのぞいて、虫歯がないかチェックしました。
海響館 魚類展示課 玉井健太さん
「水の中に住んでますから、ずっとうがいしているんですね。なので、口の中にごみがたまらずに水と一緒に流れていってしまうので、ほとんど、いやほぼ100%といっていいほど虫歯にはならないっていうことですね」
魚は基本的に、かんで食べないので、歯の間にごみが詰まらないそうです。また水槽のそばには、ツマグロやネコザメの歯などがパネルで展示されています。歯医者ダイバーは来月10日まで毎日、登場します。














