企業のデジタル化を進めるための技術を学ぼうと、アルゼンチンの視察団が甲府市の産業技術センターを訪れました。

視察に訪れたのはアルゼンチン国立工業技術院の9人で、来日して業務の効率化や品質改善を図るためのノウハウを学んでいます。

5月31日は甲府市の産業技術センターが開発したシステム「yisPIP」を見学しました。

「yisPIP」は、機械を遠隔で操作したり稼動の状況を簡単にチェックできたりするもので、山梨県内企業などで取り入れられています。

視察団は製造現場での実例を交えて導入の方法を学びました。

視察団の代表:
(アルゼンチンの中小企業では)産業の可視化・デジタル化が進んでいない。この技術は全ての分野で活用できると思う。

視察団は6月2日まで滞在し、日本各地で技術を学びます。