大手不動産会社が実施した街の住み心地ランキングが発表され、山梨県内は昭和町が4年連続の1位で、これまでランク圏外で一気にトップ10入りした市もありました。

街の住みここちランキングは、住まい選びの参考にしてもらおうと大東建託が毎年実施していて、その地域に住む住民が自分の街の満足度を評価します。

山梨県内では約4200人が回答し、1位は4年連続で昭和町でした。

昭和町は甲信越エリアの140自治体全体でも2位で、大型店や道路整備など生活利便性に優れていることが特に評価されています。

2位は富士河口湖町、3位は甲斐市で、8位の甲府市は2023年の調査で初めてトップ10入りしました。

都市計画に詳しい麗澤大学の宗健教授は「全国的に県庁所在地は評価が低くなる傾向があるものの、甲府市は自然も豊かで住みやすく、図書館や美術館など大規模な公共施設へのアクセスがいいことも評価された」と分析しています。