インバウンドをはじめ岩手県内の観光客誘致を進める組織が31日、盛岡市で総会を開き、冬の誘客に向けたキャンペーンについて承認しました。

 これは31日開かれた官民の連携組織「いわて観光キャンペーン推進協議会」で承認されたものです。
 名称は「しあわせな予感 いわて冬旅キャンペーン」で、期間は来年の1月から3月です。
 SNSを使った情報発信や大都市圏の旅行会社向けの説明会の開催、さらに物産展を通じて岩手に関心をもってもらい、観光してもらう計画が盛り込まれていて、内陸の温泉やスノーリゾート、三陸沿岸の食や自然といった魅力をPRしていきます。
 アメリカの大手新聞・ニューヨークタイムズが発表した「今年行くべき52か所」の中で2番目に盛岡市が紹介された効果をどう生かすかも課題です。

(いわておかみ会 橋本英子 会長)
「盛岡を起点にしてどうやって県内の市町村に派生させるか、もっと具体的な施策について自治体の皆さんと一緒に考えていければ」

 出席者はコロナ禍で減少した観光客の回復・増加へ、観光事業を再始動させることを誓い合いました。