山口県内最大のダイコンの産地・萩市のむつみ地区で31日、特産の「千石台だいこん」の本格的な出荷が始まりました。
萩市吉部上のむつみ大根集出荷施設で、未明に収穫されたダイコンの出荷作業が行われました。農家の人たちが洗ってから大きさ別に分け、キズが無いかなどをチェックして箱に詰めていきました。
市内むつみ地区の千石台は標高が400から500メートルで、昼と夜の寒暖の差が大きいことなどから、ダイコンの生産に適しています。きめ細やかな土壌を生かして14戸の農家が60ヘクタールで栽培しています。「千石台だいこん」はみずみずしくて適度な甘みがあり、煮崩れしにくいのが特徴です。
3月中旬の寒さで成育が心配されましたがその後は順調で、例年どおり、おいしくきれいに育ったということです。
千石台出荷組合 三戸雅人組合長
「お薦めはダイコンギョーザ。ギョーザの皮をだいこんを輪切りにして皮にして食べます」
山口県内を中心に広島や福岡などに3000トンを出荷し、2億5000万円の売り上げを目標にしています。














