新潟県の危機対策課などが30日に会見を開き、河川の氾濫や土砂災害の危険が高まる「出水期」を前に、自分たちの住む場所の危険度を事前に確認するよう呼び掛けました。

国内では近年、一度に降る雨の量が増加傾向にあります。
新潟県内でも2022年8月3日から4日の朝にかけて『記録的短時間大雨情報』が16回も発表され、降り続いた大雨で村上市や関川村を中心に甚大な被害が出ました。

30日の会見では、市町村が発令する『避難指示(警戒レベル4)』や高齢者などを対象とした『高齢者等避難(警戒レベル3)』が発表された時点で避難を始めて欲しいと改めて呼び掛けています。

【新潟県危機対策課 新保直人課長】
「“迷うことなく避難”するには、日ごろからの備えが重要です。自宅にどのようなリスクがあるか日頃から確認してください」

『新潟県防災ナビ』画面イメージ

また、速やかな避難のために新潟県の公式アプリ『新潟県防災ナビ』を活用し、自宅近くの避難所や避難経路を“事前に確認”しておいて欲しいとしています。