台風などの風水害に備えようと、宮崎県庁で情報伝達や救助の手順などを確認する図上訓練が行われました。

この訓練は、県が毎年、大雨シーズンにあわせて警察や自衛隊などと合同で行っているもので、30日はおよそ200人が参加しました。

訓練は、3人の死者が出た去年9月の台風14号の被害をモデルに行われ、まず、気象台の担当者が、当時の台風の経路や気象状況などを説明。

このあと、参加者たちが、「情報分析」や「応急対策」といった5つの班に分かれ、台風が通過する際の具体的な対応方針について協議しました。

県は今年度から、災害時に設置する総合対策部の編成を見直していて、今回の訓練を踏まえ新たなマニュアルを作成することにしています。