日本酒は「手で注がなければいけない!?」

成田さん「日本酒ですので、機械ではなく手で注がれなければいけないという価値観もありまして」

機械が注ぐ日本酒・・・。利用者には、どう受け止められているのでしょうか。

男性「そういう(注いでもらう)過程を楽しむ方もいると思うんですけど、僕自身は飲めればいいかなというところがある。非常に楽というか、店員さんを呼ぶこともないので」

男性「人が注ぐよりも押した方が楽しみがあるので、体験できる日本酒という感じで非常に満足しています」

成田さん「機械が注ぐシーン自体は、そんなに違和感はなくて、逆に新しい楽しみ方につながるいい結果になったかなと思います」

東山温泉にある旅館では、4年前に「のまっせ」を導入し、日本酒専用の飲み放題を始めました。

くつろぎ宿・渡部一貴取締役「省力化できた分、その時間をお客様との会話とか、よりお客様に寄り添ったサービスが提供できるようになりました。」

この旅館では、のまっせを導入したことで、スタッフの作業が減り、その分の時間を利用客との会話に費やすなど接客にあてています。その効果もあってか、お土産で日本酒を購入する人も増えたといいます。

渡部取締役「どういったお酒が自分にいいのかという所で、まずは飲み比べをしてみて、会津のお酒を知っていただくという点においては、お客様にとっても非常によいのかなと思っています」

さらに「のまっせ」には、新たな機能が。