青森県立高校に勤務する男性教諭が酒を飲んだあと車を運転し、衝突事故を起こしたとして、青森県教育委員会は男性教諭を懲戒免職処分としました。

懲戒免職の処分を受けたのは三八地域の県立高校に勤務する男性教諭(45)です。県教育委員会によりますと、この教諭は2023年3月、八戸市内の飲食店で、職場の懇親会に参加して、ビールを中瓶で4、5本飲み、別の飲食店に移動して、ハイボールを5、6杯飲んで車を運転しました。
その後、市内で赤信号を見落として交差点に進入し、大型貨物自動車と衝突する事故を起こして運転手に全治2週間のけがを負わせました。教諭は4月に酒気帯び運転などの罪で略式命令を受けています。教諭は酒を飲んだあと運転代行を利用するつもりで駐車場で30分ほど待ったものの、付近に代行業者がいなかったことから自分で車を運転したと話しているということです。
青森県教育委員会の和嶋延寿教育長は「極めて遺憾であり重く受け止めています。服務規律の厳正な確保に取り組みます」とコメントしています。