来月5日に「時間切れ」が迫るアメリカの「債務の上限」の問題で、バイデン政権と野党側が基本合意に達しました。
アメリカの「債務の上限」の問題をめぐり、バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長は、27日、2回にわたり電話で協議し、基本合意に達しました。
アメリカ マッカーシー下院議長(共和党)
「数週間の交渉の末、我々は基本合意に至りました」
マッカーシー氏は、法案を作成し、31日に議会で採決したいとしています。
合意の内容は明らかにされていませんが、アメリカメディアは、政府の支出の一定程度の削減を条件に2年間、債務の上限を引き上げることで合意したと伝えています。協議がまとまらなければ、来月5日にも、アメリカ国債がデフォルト=債務不履行に陥るおそれが指摘されていましたが、回避できる可能性が高まりました。
ただ、与野党とも強硬派が、交渉での譲歩に反対していたいきさつがあり、議会での承認に向けて、バイデン氏、マッカーシー氏ともに今回の合意内容について、党内の理解を得る必要があります。
バイデン大統領は「上下両院に法案をすぐに可決するよう強く求める」とのコメントを発表。「合意は妥協の産物で、全員が望むものを手にできるわけではない。それが統治者の責任だ」として、共和党の要求に対して一定程度、譲歩したことを認めましたが、「基本合意は、私と民主党議員の主要な優先事項や政権の業績を守るものだ」と強調しています。議会での承認に向け、譲歩に反対していた民主党内の左派を念頭に、基本合意への理解を求めたかたちです。
注目の記事
「ブルーカラー」に脚光 米国では“ブルーカラービリオネア”も AIが変える稼ぎ方【news23】

【京都男児遺棄】「大規模捜索から流れ変わった」スマホなどの位置情報で“スピード逮捕”か 安達結希さん行方不明から1か月…最前線で取材続ける記者が振り返る 真偽不明の情報錯綜も【解説】

JAXAの「革新的衛星技術実証4号機」 打ち上げ成功 8機の小型衛星を軌道投入

今どきの中学生は修学旅行でどこに行っているの? 98.5%は〇〇方面へ 多彩な体験も 岩手

「この世のものとは思えない冷たさ。何度もあの手の感触を思い出す」アルバイト先の元同僚に殺害された17歳の娘 前編【2015年 江戸川女子高生殺害事件】

【災害担当記者が解説】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表 私たちは何をすべき? きっかけは東日本大震災の2日前の地震だった









