猟銃や刃物を持った男に襲われ、警察官を含む男女4人が死亡した長野県中野市の立てこもり事件。

逮捕から1日が経った27日も、現場周辺では動揺が広がっています。

殺人の疑いで逮捕された中野市江部(えべ)の農業・青木政憲(あおきまさのり)容疑者31歳の自宅周辺では、27日も午前中から現場検証が行われています。

この事件では、警察官の池内卓夫(いけうちたくお)さん61歳と、同じく警察官の玉井良樹(たまい・よしき)さん、近くに住む村上幸枝(むらかみ・ゆきえ)さん、竹内靖子(たけうち・やすこ)さんの4人が死亡しました。

青木容疑者は、猟銃や刃物で次々に人を襲ったと見られていては地元の住民の間では、事件の衝撃が広がっています。

(地元の住民は…)
「当日の夜寝るときに銃声があった。8時ちょっと前と8時過ぎに2発。ちょっと動揺して、そこから若干寝られない。ぶりかえすような不安感はある」
「江部でこんなことが起きるのは初めて。ライフルなど持つ人を厳しくし審査してもらいたい」