4月から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、山形県警が着用率を調査したところ、7.5%にとどまっていることがわかりました。

県警の調査は今月16日からの2日間、山形市内の4か所で936人を対象に通行する自転車を目視で確認したものです。

それによりますと、ヘルメットを着用していたのは70人。

一方、着用していなかったのは866人で着用率は7.5%でした。調査地点別で見ると、商店街またはショッピングセンターなどの周辺では着用率は12%でしたが、駅前周辺では3.8%になっています。

調査した県警交通企画課では「駅前周辺は午前8時前後の調査で、ヘルメットを着用していない高校生が多かった。重大事故を防ぐため、今後も、関係機関と連携し啓発活動を強化していきたい」としています。