25日、山形県村山市の高校で酒米の田植えが行われ、生徒たちが泥に苦戦しながらも日本酒が良い出来になるよう期待を込めていました。

村山産業高校では6年前から東根市の蔵元「六歌仙」と、日本酒を作るプロジェクトを行っていて、25日は、農業経営科の1、2年生が酒米・山酒4号の苗を植えました。

なかには泥に足をとられて苦戦する生徒も・・・。
生徒「久しぶりすぎて何もできない難しい、全部難しいです」
この酒米は、村山産業高校の前身、村山農業高校の生徒が開発したものです。

高校生が酒米を開発するのは全国的にも珍しいのだそう。
生徒「自分で田植えをしてみて大変さもあったんですけどそこをやりがいとして感じた。県外から来た方々においしいって思ってもらえるお酒になってほしいと思っています」
株式会社六歌仙・松岡茂和社長「当時の先輩方が作り上げたひとつの偉業を今の子たちもしっかり知っていただいてこれから後世につなげていければと思う」
25日植えた酒米は秋に生徒たちが稲刈りをし、来年3月に発売する日本酒、「花ひかり」になるということです。














