“ハイケイマイスター”が教える、美味しい焼き方とは

ハイケイマスター 前田さん「どんどん脂が木炭に落ちます。そうすると火が強くなります。火がモウモウとなった時に、ペットボトルの水で火を消し、今の状態で塩コショウを付けます。焼きあがるまで25分~30分かかります。手間がかかりますね。以外に塩コショウかけていますが、脂と同時に塩コショウも落ちるので、仕上がりは良いくらいな感じです。」

またペットボトルの上に穴を開けるのもポイント!

ハイケイマスター 前田さん「これが無いと焼けないです。ペットボトルそのまま使うとどぼどぼ水が出るので、1か所しか火消しができないので、これでまんべんなく火を消せるんです」


国頭村では『骨付き肉』をBBQで使用します。骨からダシがでるので、噛めば噛むほど味が出るんです。

地元住民「最高!」
地元住民「お箸を使わず素手で食べるのが美味しい」

Q地元では「BBQしよう」とは言わない?
地元住民「ハイケイしよ~っていいますね。ハイケイ=BBQですからね」

歯が弱い方には、炊飯料理もオススメ。おろしにんにくと塩コショウに8時間漬けて炊くだけ。

下地ディレクター「さっきのよりも中まで火が通っていてやわらかいです。以外に薄味でガーリックの味がしてとっても美味しいです!」

最後にハイケイの魅力を伺いました。

「家族みんなで楽しめる食材。焼いてる時間が長いので、その時間も家族との会話に変える素敵な食材だと思います」
「コストが安いので、大勢集まって食べられる。料理もシンプル。大勢人が集まって楽しめるのがハイケイのいいところ」

国頭村をたずねると、ハイケイを楽しく食べる村の人々の素敵な笑顔がありました。ぜひ一度「ハイケイ」をご賞味あれ!

【記者MEMO】
国頭村では、60年前にアメリカ人がBBQでハイケイを焼いているのを見て真似したと地元の方は話していました。実はハイケイは物価高の影響もあり今、人気があるものの、ゴールデンウイークから注文が殺到していて、生産が間に合っていない状況だといいます。

県内には廃鶏を解体し加工する施設がうるま市の1か所しかなたいめ、加工が追いついておらず、生産者からは北部にも施設を望む声が多く聞かれました。沖縄北部の人気グルメ“ハイケイ”。沖縄に来た際は一度食してみてはいかがでしょうか。