米軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、移設予定の海域から別の場所に移動していた地盤改良船1隻が2日、約4か月ぶりに大浦湾に戻りました。

米軍普天間基地の移設工事が続く名護市の大浦湾では、軟弱地盤の改良に向けて、今年1月から地盤改良船を使った工事が行われていました。5月下旬ごろまでは、6隻が工事にあたっていましたが、その後、天候などを理由にすべて移動。

約4か月後となったきのう午後、1隻の地盤改良船が停泊しているのが確認されました。大浦湾では、4年間で7万本あまりの砂くいが打たれる計画ですが、この間、砂くいを打ち込むことができず、工事が遅れる可能性があります。