沖縄そばにゴーヤーちゃんぷるー、タコライスなどの沖縄グルメ。どれも耳馴染のある商品で、一度は口にしたことがある人は多いのではないでしょうか。こうした中、今回は沖縄県民でも南部や中部ではあまり馴染みのないニッチな沖縄グルメ『ハイケイ』を紹介します。

下地ディレクター「地元のスーパーにやってきました。こちらで売られている国頭村のソウルフードがこちら!『ハイケイ』です」

たまごを生み終えて、鶏舎から出された2から3歳の雌鶏を指す『廃鶏』。拝啓でもなく、背景でもなく、廃鶏です。

通常は、ひき肉やおつゆのダシに使われていますが、北部では肉そのものを味わう風習が残っていて、国頭では道の駅やスーパーで売られています。

名護では、居酒屋のメニューにもあるんだとか…。本当に国頭村でハイケイが食べられているのか!?地元の方に聞いてみました!

Q『ハイケイ』食べますか?
地元民「若いころはハイケイだけを焼いて食べていました。安かったから」
地元民「BBQとか祭りとかでも食べたりして、焼くのを売ったりしたことがある」
地元民「国頭にはハイケイマイスターがいて、その方に焼いてもらったら、とっても美味しいです。ビールが進むんですよ~」

国頭では主に炭火で焼いて食べられている『ハイケイ』。国頭村にお住まいの前田さんのお宅で実演していただきました!

前田浩也さん「今日は職場のメンバーで慰労会をしようかなと思って。ハイケイやります」

実は、前田さん。ハイケイを通して地元をPRする“ハイケイマイスター”のひとり。ハイケイマイスターは、廃鶏を美味しく焼けて国頭村を語れるのが条件。7年前に発足しました。

そのハイケイマイスターに、美味しい焼き方を教わりました。